ことしの本棚33『方丈記』

『方丈記』(鴨長明)
『ゴン狐』(新美南吉)
『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)
『走れメロス』(太宰治)
『恩讐の彼方に』(菊池寛)
『江戸か東京か』(淡島寒月)
『鼻』(芥川龍之介)

 
立て続けに読みました。一昨日、電子書籍 Reader を購入し、すぐさま Reader Store ウェブサイトから「読んでおきたい!この100冊 まとめて無料ダウンロード」して、主に電車の中で上記の作品を次々に読んでみました。
 
まず初めて使う電子書籍なので、無条件で楽しい。そしてすぐ100冊以上の蔵書が出来たので、「書籍 一覧」に並ぶタイトルから判断して本を選ぶのも楽しい。文字を大きくしたり、ブックマーク出来たりするのが楽しい。「アプリケーション」に「写真」を入れたり、「手書きメモ」が出来たりするのも楽しい。
 
もう少し便利だといいなと思うのは、選んだ本の表紙をクリックしてみて下に出てくるトータルページ数を見てみないと、その本がどれだけの分量があるのかわからないところ。それから“目に優しい”長所の裏返しで、ちょっと背景の色が薄く感じる。画面の明るさが足りない感じがする。その対策として僕は「画質の調整」から「濃い」を選んで読んでいる。それからぜんぶモノクロのところが、ちょっと新しさを感じさせないが、致し方ないところか。
 
 

 
改良点はいろいろと思いつきますが、基本的に僕は楽しく使っています。これからは少し長めの名作も読んでみようと思います。

  
ことしの本棚 第33回 針谷和昌)

hariya  2011年4月03日|ブログ