サムライブルーカフェの閉店とともに、「サッカー 本の宇宙」も終了し、すべての本は日本サッカーミュージアムのもとに送られました。ゲストたちの応援メッセージボードも、ミュージアムに送られることになった訳です。

閉店数日前のカフェのひとこま。本棚の前のテーブルにいらっしゃった方々が、みな本を熱心に読んでいて、思わず携帯電話に付いているカメラのシャッターを押しました。奥の方に見える応援メッセージボードの数々。

オープンした当初は、すべてのボックスの中に本を配置し、すべて表紙が見えるようになっていましたが、応援メッセージボードが増えて展示場所が拡張されていくとともに、そこに入っていた本は背表紙を見せて左サイドに並ぶようになっていきました。

閉店当日の深夜、箱詰めのためにすべての本を集めてみました。背表紙が並んだ形に納めると、思いのほかコンパクトになって、これで約150冊なら、本屋さ んや図書館にはとてつもない数の本があるんだなと、改めて実感しました。ちなみに区立図書館で蔵書数が100位クラスのところでも、実に10万冊の蔵書だ そうです（「著作権の世紀」福井健策/集英社新書）。

「サッカー 本の宇宙」の本のリストを、後日ご紹介しておきたいと思います。その紹介が終了したら、このブログも終わらせていただきます。長いようで短かった連載期間、ご愛読ありがとうございました。

（文・社団法人 本の宇宙）