日々本 其の二百八十八「本のお菓子」

本をイメージしたケーキ。丸の内オアゾ丸善4階のM&Cカフェで仕事の打合せ。打合せ相手より先に着いてメニューを見ようとしたら、パッと目に入ってきたのがこのお菓子。店員さんに訊ねて現物を見せてもらった。

さすが本屋に併設されたカフェ。本をイメージする料理、というのは、究極の図書館を僕らがプランした中にも入っていたものだけれど、世の中で実際に具現化されているものを見たのは初めて。僕らのプランとは関係のないところで実現していることが、プランの社会的な可能性を感じるとともに、先を越された感もあって、ちょっとほろ苦い嬉しさ。

打合せのあと、ずっと探していた本も見つかって買って帰る。今回は昼食前だったので本のお菓子を食べなかったけれど、次回はぜひおやつ時に行って、食べて、考えて、そのうち他のお菓子も提案してみたい気がする。

日々本 第288回 針谷和昌)

hariya  2013年8月27日|ブログ