『世界一を誇る 東京タワー』（日本電波塔株式会社）
『月刊 東京タワー』（株式会社東京タワー出版社）

約1年半前、とあるスポーツの大会運営のために泊まり込んだホテルがたまたま東京タワーの近くにあった関係で、東京タワーの写真を撮り始め、自分のフェイスブックに載せているうちに、それだけでは満足できなくてフェイスブックページを作り、さらに自分で気に入った写真をセレクトして個人的に写真集を作ったりした。

その後も不定期にフェイスブックに東京タワーの写真を載せているから、かなりな東京タワー好きだと思われているかもしれないけれど、自分とすれば東京タワーとの繋がりは「たまたま」である。

「たまたま」なんだけれども、前回紹介した『練習船日本丸』を持っていたレジにこの冊子がクリアファイル入りでしかも週刊誌の特集記事付きで売られていると、「たまたま」目に入ってしまって買ってしまう。こういうことが重なると、たぶん「たまたまではないだろう」と思われてしまうんだろうなと思う。

冊子の方は1958年か59年のもの、雑誌は1969年のものである。どのくらい貴重なのかわからないけれど、フェイスブックにもぜひ載せてみたい。そう思うのは自分にとって自然なんだけれど、そして先日、実際に載せてしまった。もう「たまたま」とは言えなくなってくるかなぁ、という感じです。

（日々本 第211回 針谷和昌）