『変愛小説集』(岸本佐知子 編 訳/講談社)
「恋愛」ならぬ「変愛」。外国人作家10人のそんな小説を集めた本。まだ読んでいない。いや、たぶん読まない。5年前に出た本である。
何となく出たばっかりの頃、本屋で目にとまった気がする。この不思議な雰囲気の表紙を覚えているように思う。ついこのあいだ、読んでいた雑誌にこの表紙が載っているのを見て、少なからず衝撃を受けた。この表紙の絵を描いたのは誰なんだ?!あの頃は気になったけど見過ごしていた絵が、なぜか今はとても気になる。
見れば見るど変な絵である。だからこのタイトルの本の表紙に選ばれたんだと思う。ネットでいろいろ調べてみたけれど、誰が描いたのかわからない。本屋で実物を探してみたけれど、5年前の本だからなかなか見つからない。
たぶん、この「編 訳」をした岸本佐知子さん自ら描いた絵ではないかと想像する。その想像が当たっているのか?それとも新たな画家かイラストレーターの名前が出て来るのか?もしかしたら、この本を手に取ってもわからないかもしれない。そんなことまで思わせられるとても不思議な絵なのである。
(日々本 第204回 針谷和昌)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 3月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |