日々本 其の二百二「福島県民手帳」

震災後、福島県いわき市へ数回行った。来月にも行く予定。縁がある、というか、自ら縁をつくろうとしている。新聞で「県民手帳が人気」という記事を読んですぐ、渋谷のロフトで福島県の手帳を買ってきた。仕事で関係のある茨城県、友人の出身地である青森県の手帳も一緒に買った。

『2013福島県民手帳』(編集発行 福島県統計協会)

「Future From Fukushima. ふくしまからはじめよう。」という県のキャッチフレーズがあったり、「福島県民の日」が毎年8/21であること、旧「福島県・磐前(いわさき)県・若松県」が合併して福島県になったこと、県の花は「ネモトシャクナゲ」、県の鳥は「キビタキ」、県の木が「ケヤキ」であること、県内人口が1,965,376人で、いわき市が人口も面積もいちばんであること、そんな基本的なことを把握する。

去年の3月、いわき市にはヨーコさんが一緒に行ってくれた。カメラマンのアキさんも、アーティストのサリカさんも、教授のムラバヤシさんも同行してくださり、地元の4つの中学のバレー部員が集まって、バレーボール教室を開催した。先ずはスポーツ系をやってみて、そして今年は音楽系である。歌に関するたくさんの方々の協力を得ての活動。その前に、ネット系の方々に手伝ってもらって、ウェブサイトも出来上がった。早くちゃんと引き渡さなければ。

ひとつの言葉で括れないいろいろな活動だけれど、僕は勝手にネーミングしている。“つながる教室”プロジェクト。

日々本 第202回 針谷和昌)

hariya  2013年2月24日|ブログ