日々本 其の百十七「ビーチバレーメディアガイド」

僕が本が好きで記録が好きでもちろんビーチバレーが好きだということを熟知しているロンドンオリンピック・ビーチバレー日本代表 白鳥勝浩選手が、大会のお土産に持って返ってきてくれた本。「これ、面白いですよ」と言いながら渡してくれた。

『London 2012 Olympic Games Beach Volleyball Media Guide』(FIVB)

FIVB=国際バレーボール連盟が作成したオリンピックメディアガイド。過去のオリンピックの全ランキング、ロンドン出場チームとロンドンのサイトマップ、大会フォーマット、出場全選手プロフィール(国際大会全成績を含む)、過去の国際大会成績、予選大会の成績(一覧でわかる5大陸予選経過&結果)、図解レフェリング、図解ルール、出場全レフェリー、ビーチバレーの歴史などなど、もりだくさん。そして“FACTS & FIGURES”には、最も背の高い選手や低い選手、年齢ベスト3(上も下も)、最も身長差のあるチーム、その他いろいろな情報、詳細が。

白鳥選手が「ここ、面白いでしょう」と言って教えてくれたのが、さまざまな数字の羅列。へぇーと思うのは “6 TRAINING COURTS” “15,000 SEATS” “4,115 TONS OF SAND” などなど。

僕は今回、日本のメディア向けのガイドを書いた。北京オリンピックの時にも書いたので、2大会連続。日本代表チームは決定戦前だったので、2つのチーム4選手すべてのことを書き、男子・女子のメダルの行方予想も書いた。金メダルは女子が当たり、男子が外れた。もしまた次回、書くチャンスがあれば、ちょっと拡大して、この本を参考にして、より楽しめるものにできたらいいなぁと思う。

日々本 第117回 針谷和昌)

hariya  2012年8月30日|ブログ