※「SAMURAI BLUE CAFE」のウェブサイトに連載しているブログ『サッカー 本の宇宙』を順次載せていきたいと思います。「SAMURAI BLUE CAFE」のウェブサイトはサッカー日本代表の戦いが終了後、クローズとなる予定ですので、ここにストックしておきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。
「SAMURAI BLUE CAFE Presented by KIRIN」に特設されたの本当のサッカーを知り語り合うライブラリー『サッカー 本の宇宙』。店内奥の本棚にずらったと並んだサッカー関連本の数々は、開店期間中、ご来店された皆さんに楽しんで頂いた後、日本サッカーミュージアムに寄贈されることが決まっています。社団法人 本の宇宙 が選んだ100冊以上のサッカー本をご紹介していきましょう。
『主将戦記 宮本恒靖』(佐藤俊/小学館)
「サッカー 本の宇宙」がお店と共にオープンして、お客さんが本を手に取って読んでいる姿を見掛けると、本当に嬉しくなってきます。ここに並んだ本をきっかけにして、皆さんがサッカーにさらに興味を持ち、また読書がどんどん繋がっていって、いろいろな楽しみを味わって頂ければと願っています。
しばらく「サッカー 本の宇宙」からどんな本を皆さんが手に取るか眺めていると、とくに若い人たちが手にすることが多いのが、この『主将戦記 宮本恒靖』です。そこで、序盤の人気No.1のこの本を最初にご紹介したいと思います。
宮本選手の、2002年から2005年にかけての思いが綴ってある本です。大阪府富田林生まれの宮本選手の本物の関西弁が、頻繁に出てくる彼の台詞に臨場感を与えてくれています。
主将を務めた2002年のFIFAワールドカップ、2004年AFCアジアカップでの優勝、そして2005年のJリーグ優勝など、激しい戦いの場の数々が、宮本選手のインテリジェンスと情熱を浮き彫りにします。
その後、宮本選手はザルツブルグ(オーストリア)へ移籍、そして現在はヴィッセル神戸に在籍しています。自身の筆による著作が待たれるところです。
(文・社団法人 本の宇宙)2010.05.06
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