ことしの本棚79『地雷を踏む勇気』  

「未来のエネルギー政策について話そう」というシンポジウムというか仲間うち+アルファで議論する会を、先日都内の大学の教室を借りて行った。この会の司会進行役をなぜかホイと気軽に引き受けてしまったが、会が近づくにつれて、新聞で近い話題があったら切り抜いてみたり、新しい本を何冊か買って読んだり、これまでに読んだ本を引っ張り出してきたりした。

考えてみれば、3.11後に震災や地震や原発や放射能に関する本を結構読んで来た。いまも読んでいるし、これからも読むと思うが、取りあえずこの会を区切りとして、それらの本をずらっと並べてみることにする。その中で最も新しい本を、今回のタイトルとした。

『地雷を踏む勇気』(小田嶋隆/技術評論社)


ことしの本棚 第79回 針谷和昌)


hariya  2011年11月14日|ブログ