
『勝負は試合の前についている! 米国スポーツビジネス流「顧客志向」7つの戦略』(鈴木友也/日経BP社)
それは突然やってきました。この本はアメリカのプロスポーツの新しいノウハウを勉強しようと読み始めましたが、終盤に差し掛かったところで、予期せぬそれが突然やって来ました。
というのは、あと半月ぐらいで発表できそうなプロジェクトのために、いま「社会貢献活動」に関する本を集めているのですが、そのことがまさに出て来ました。予想外に出て来たその内容を絞り込むと「社会の公共財を目指し、社会貢献活動を広げる仕組みを作り、スポーツ組織の強みを意識して、社会貢献活動の成果を定義するということが、スポーツには可能だし、またこれからのプロスポーツの死活にかかわる重要なポイントである」ということです。
その他にも、“ACTIVATION”というもとは「活性化する」という意味の言葉で、スポーツのスポンサーに関して使う場合には「与えられたスポンサーシップ権を最大活用する」という意味になる言葉と活動が紹介されていたり、公私ともに参考になりました。
うまく公私混同していけそう(?)な気配が、この本を読んでいると漂ってきます。僕にとってはとても幸せな本です。
(ことしの本棚 第74回 針谷和昌)
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