『たった「10パターン」の英会話』(晴山陽一/青春新書インテリジェンス 青春出版社)
今年毎朝個室で読んでいる本。少しずつ少しずつ読み続ける。すべて頭に入っているとは思えないが、今年の仕事の都合上、英語に慣れておくことは大切、と思って続けている。
この本にはとくに栞が入っていた訳ではないので、何枚折りかになって挟まっていた「青春出版社 出版案内」をちぎって、栞代わりにしていた。片面には「この一冊で学ぶ力と伝える力が面白いほど身につく!」「頭のいい速読力」「哲学の実践ノート」の3冊の広告が印刷されている。もう一方の面には、「充実の内容!どこから読んでも面白い B6軽装版 ワンコインブックス」のラインアウトが上段に8冊、下段に9冊紹介されている。
毎朝、本の内容を読んでいると、この特製栞についつい目がいく。そういう意味では出来の良い広告ということになるのだが、そこに目がいくと明らかに集中力が低下する。ごちゃごちゃ書いてあってつい次々と目が奪われてしまうし、たくさん紹介されている本のことを考えてしまう。
読書にとっては大敵とも言える栞。そこで自分たちで作った「本の宇宙&福澤諭吉記念文明塾」栞に代えた。こちらはちらっと見ただけで、“学び”モードに入れる。読書も環境が大事。そんな基本を、ちょっとしたことから再認識する。
(ことしの本棚 第62回 針谷和昌)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 3月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |